何が違う?扇風機とサーキュレーターの違いと選定方法

家電・家具

こんにちは。カメ(夫)です。

我が家では昔から、ずっと扇風機を使用しておりました。

戸建てに引っ越しをするタイミングで新しい扇風機を購入することを考えたのですが、最近はサーキュレータが流行っているようです。

しかし、

『扇風機とサーキュレーターって何が違うの?』
『どちらも風を送るだけで、根本的には一緒でしょ?』
『サイズ感の違いだけでしょ?』
『風向をあらゆる方向に変えられるだけでしょ?』
『何かちょっとオシャレ?なだけでしょ?』

などなど

適当な考えを持っておりました。

しかし、目的や用途・種類などを知る内に、自分にはサーキュレータの方が適しているなと、気づくことができました。

ご検討中の皆さんも、まずは自身の目的とそれぞれの特徴を認識されることを強くお勧めします。

私は今では、サーキュレーターを2台所有しており、1台は24時間/365日 フル稼働しております。
使いすぎだろっ!?と思われるかもしれませんが、意外とオールシーズン使えます。

というか、サーキュレータは主に空気循環が目的のため、私には年中必用です。
最近では新型コロナウィルスの影響もあり、病院や飲食店でも、よく見かけます。

そんな中、購入検討される方も増えているかと思います。

これから購入検討される方は、ぜに参考にしてください。

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扇風機とサーキュレータの違い

共に風を作り出すモノではありますが、用途や特徴が異なります。
それぞれに優劣はありませんので、目的に合わせて選定いただくことになります。

扇風機は、風を直接身体に当てる目的で、柔らかい風を近距離に向けて送ります。

サーキュレーターは、空気を循環させる目的で、強い風をまっすぐ遠くに向けて送ります。

それぞれのメリットと有効な活用方法

扇風機

・静音性能が高い

・広範囲に風を送ることができ

・風量が多く

・風だけで涼しめる

風力は弱いが、風量が多いため、近距離で直接風にあたって涼しむことができる。言い換えれば“団扇-うちわ”の代用としての用途。静音性に優れるので、就寝時など、扇風機だけで涼しむ使い方が特に向いている。

サーキュレータ

・風力が強い

・遠くへ風を送ることができる

・空気循環に最適

・エアコンとの併用で節電可能

エアコンとの併用で、温度差を解消して快適環境を作ることができる。温度差がなすことで、設定温度を変更すれば、切電効果も期待できる。換気・空気循環の用途としても非常に優れてる。
  

我が家では、扇風機も所有しおりますが、狭い我が家では少し圧迫感があり、目立ってしまうので、ここ数年は扇風機は押し入れにしまっております。

基本的に春と秋はサーキュレーターで空気を循環させる用途で活用し、夏と冬はエアコンと併用して、場所ごとの温度差をなくすことで、快適に過ごすことができております。

狭い家だから? かもしれませんが、、、

DCモーターとACモーターの違い

DC(Direct Current:直流)とAC(Alternate Current:交流)と言います。

この2種類は電流の流れ方にが異なる訳ですが、それにより性能や電気代なども変わってきます。

①調節制度の違い(性能)

DCタイプは、風力や左右首振り角度、タイマーの調整が細かく設定できる。

アイリスオーヤマの場合、種類によって風力は8段階と10段階の調整ができる。
シチュエーションに応じて、細かく設定したい方に向いていると言えます。

アイリスオーヤマHPより引用

ACタイプは、全体的に大まかな設定を行うことができる。

アイリスオーヤマの場合、風力は5段階の調整ができる。
設定が煩わしいと感じる方や必要最低限で問題ないという方に向いていると言えます。

アイリスオーヤマHPより引用

②消費電力の違い

消費電力はDCタイプの方が低く抑えることができます。

1kW/27円で換算した場合、1日8時間使用で年間約850円(約30%)の差が生まれます。

製品価格

ACタイプ – PCF-SC15T   = 約6,300円
DCタイプ – PCF-SDS15T   = 約9,200円

差額3,000円(約30%)

差額は約3,000円ですので、3~4年で回収できます。
私のようにほぼ毎日24時間稼働でしたら、もっと早く回収できると思います。
そもそもスペックも異なりますので、個人的にはDCタイプがおススメです。

ACタイプ

型式   : PCF-SC15T
電源電圧 : AC100V
消費電力 : 36~38W
適応畳数 : ~18畳

MAX消費電流で1時間の電気代

38W÷1000×27円/kWh=1.026円

1日 電気代 : 8.208円(8時間)
1か月 電気代 : 246.24円(30日)
1年 電気代 : 2954.88円(12か月)

DCタイプ

型式   : PCF-SDS15T
電源電圧 : DC24V
消費電力 : 27W
適応畳数 : ~20畳

MAX消費電流で1日8時間使用

27W÷1000×27円/kWh=0.729円

1日  電気代 : 5.832円(8時間)
1か月 電気代 : 174.96円(30日)
1年  電気代 : 2099.52円(12か月)

③製品価格の違い

上記の通り、DCタイプとACタイプでは、機能や省エネ性の観点から大きな違いがあります。
当然、高性能であるDCタイプの方が製品価格は高く設定されています。

製品にもよりますが、上記製品の場合、1日8時間の稼働で3~4年、ほぼフル稼働で1~2年で差額は回収できますので、DCタイプがいいかもしれません。

また、ACタイプとDCタイプは扇風機とサーキュレータの両方で用意されておりますので、用途に合わせてご選定ください。

まとめ

最後にどんな人がどれを選定するべきかをまとめました。

どの項目に当てはまるかで、方向性が見えてくると思います。

扇風機に向いている方

・風を浴びることを目的としている
・エアコンの使用頻度が少ない
・就寝時に活用する
・設置スペースに余裕がある

サーキュレータに向いている方

・空気循環を目的としている
・温度管理は基本的にエアコン
・エアコンとの併用で節電したい
・室温のムラをなくしたい
・長時間 風を浴びて体調を崩したことがある
・省スペースで活用したい

ACタイプに向いている方

・シンプルな機能がいい
・年中使用すことは考えていない
・初期費用を抑えたい

DCタイプに向いている方

・重質した機能を求める
・年中使用することを考えている
・ランニングコストを重視する


今回は扇風機とサーキュレーターの選定方法についてまとめました。

他にも家電製品や選定方法等をアップしていく予定ですのでお楽しみにっ!

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